みなさまこんにちは♪(・∀・)ノ
いつも御覧いただいてありがとうございます！

夏休みまっさかりです。いかがお過ごしですかー？　無事ですか？
朝から子どもが家でキャーキャー、ドンガラガッシャンと大騒ぎな今日このごろ。
散らかったおもちゃを片づけ続ける日々だけではもったいない！
せっかくのいい機会です。今回は子どもといっしょに
わくわくしちゃうものを作りたいと思います！

「炊飯器で作る、まんまるカステラ」です♪

まるで絵本に出てくるよーなカステラが
炊飯器を使って作れるのだそう！ しかもフワフワなんだって！

炊飯器を使うだなんて、それはなんだかカンタンそーな予感♪
・・・と思って選んだレシピだったのですが、
たいへんなことになりました。

先に、空良が語った感想から聞いてください。
「ママ、今回は今までにないくらい失敗したね。」

本来ならきっとスムーズにかんたんに作れるレシピです。

なのに私が作ると「かんたん」なハズが、勝手に「大作」に。。

みなさん、先に失敗しておきました。
どうか私の失敗を参考にしてください！ 
佳恵を踏み台にして、正しく進んでくださーい!! 笑

材料はコチラ☆

薄力粉 100g （ふるいます）
バター 50g
卵 Mサイズ 3個
お砂糖 80g
ハチミツ 大1
牛乳 大1

計量は空良が担当してくれました！
いい加減な私とは違い、空良はまさに「計量の鬼」。
1gの違いも許さず、ピッタリと量る!! すごーい！

おかし作りは「計量が命」だと聞いたことがある。
よかった、正しく計量ができる子に育ってくれて♪

まず、炊飯器の内側にバターか油をうすく塗ります☆

耐熱容器にバターと牛乳を入れて、500Wで1分チン！ 
あたたまったら、ハチミツを入れてまぜておきます。

チン！ 
したら

「ボン！」

なな、なんの音？
あわててレンジにかけよったら

容器のフタがちゃんとしまっていなかったー!! 
おかげで中身が、ちょいと出ちゃった・・(_ _。)
「コラー！ ちゃんと量ったのに！」ごめんなさい、計量の鬼。

息子に叱られつつ、あたたかいうちにまぜないと！ 急いでハチミツIN！

ほんと、ごめんなさいー！

小麦粉をふるうのも空良。

しっかり者で助かります。

卵は卵白と卵黄に分けます。
これも空良にやってもらおう！ (・∀・)

「どうしよう、変な風に割れた〜」さっそくヘルプが。笑
まあ、なんでもそうデキるわけじゃないよね！ (^▽^;)

卵白を泡立てます！ 
いてくれてありがとう、ハンドミキサー様!!

何回かに分けてお砂糖を入れます。

ちなみに今回、三温糖を使用していますがこれはたまたま！
普通のお砂糖でもだいじょうぶです☆(°∀°)b

ツノ・・・？どれくらいだろう？？
とにかくしっかり泡立てよう！

こんな感じで♪

泡立てた卵白に、3回に分けて卵黄を入れて混ぜます。

泡をつぶさないようなイメージで！ サクサク、ふわふわー

ふるった薄力粉を入れて、ヘラで切るようにまぜてから

合わせておいた「バター牛乳ハチミツ」を加え、まぜます！

炊飯器のおかまの中に生地をドローリと入れ、
中の空気を抜くように、数回トントンと落とします♪

キッチンでトントンすると、音がけっこー響くので

イスの上で♪トントントン

そしてそのまま炊飯器へー！
「普通炊き」でスイッチオン☆

わくわく待って、炊けましたー！

いや、焼けました！ (ж＞▽＜)ｙ 

串やつまようじなどで刺して「生っぽくないか」チェック。
我が家の炊飯器は控えめタイプなようで１度では焼けず、
もう１度続けて「炊いて」、ようやく焼けました！

やったー！ やったー！ できあがりー♪

・・・の、
ハズだったのですが。

なぜなんでしょうか。

ひとくち、食べてみたら
「カステラ」というより、これは

「蒸しパン」のようです・・・！ (x_x；)

どうしただろう、フワフワ目指していたのにー！

お料理やお菓子作りが得意なお友達に写真を見てもらいました！
「ドクター、いったいカステラはどこで蒸しパンになったのでしょう？」

そしたら、ドクターいや、お友達いわく
「泡立てすぎたかも」とのこと・・・！

「ツノがたつまで」っていう目安、調べてみたら
実はとーーーってもジャッジがむずかしいものなんだって！
「メレンゲに関する失敗とその対策」と題したHPまで存在していた。

そ、そんな偉大な山の頂きを目指していたのか、丘すらつまづく貧弱料理人の私が!!

「失敗とその対策」HPを参照させていただきますと・・・
理想的な、メレンゲの「ツノがたった状態」とは

「シリコンヘラですくったときに重量感があり、
その状態でヘラを傾けてもメレンゲがすべり落ちず、
なおかつメレンゲのツノがピシッとして
ヘラを動かしてもふるふる震えない状態になったとき。」

険しい！ この道、険しすぎやしないか!! (°Д°；≡°Д°；)ハァハァ

下山をしようかとも考えた。別の道へ進もう、別のものを作ろう。
でも空良が「いや、もう１回だけやってみよう！」勇気づけてくれました。

・・・よし。やってみるか。

そうだ、気をつけなければいけない箇所は、もうわかっているんだから！

「メレンゲの泡立て」山に、親子でガシッとスクラム組んで
もう１度挑むことにしました！ 
ああ、夏休みって感じだね！

同じ行程をもう１度。
「卵、今度は私が分けるね！」

と、私も空良とまるっきりおんなじよーな割れ方に。笑

空良がデキない子、っていうわけじゃーなかった！ 
私たち、とっても似ている親子なのね☆（;´▽｀A

さあ、泡立て山にやってきた。いざ、慎重に登ろう！ いや、まぜよう！

ボールの下に保冷剤を包んだタオルを敷いて、卵白を冷やしながら。
ハンドミキサーで泡立てる場合は「高速」で！

・・・と、いうことも調べたよ！ （今さら）

目指すは「フワフワのカステラ」。
この「泡立て」が最大のポイントだ！

「フワフワ」「ふわふわ」２人でブツブツ。

お！ いい感じ！ 
細かな泡が「立って」いるように見えます！

「いまだ！ 泡をつぶさないように卵黄入れよう！」

私たちの脳裏は「ふわふわ」でいっぱいで。
だから、忘れていたんです。泡立てた卵白に
・・・お砂糖をまぜる、という行程を。

気がついたのは、薄力粉を入れたあと!!

「あああっ！」となって、しばしボーゼン。
あわててお砂糖を入れたらドーロドロ！ (´Д｀；)

ダメもとでハンドミキサーでまぜてみたけれど
もう、すべての材料をまぜたあと。

・・・ふわふわ

に、なるワケないじゃないか!!! (ﾉДT)

「もうーーー！ 私たちのおバカー!!」

もうやめよう、私たちにはムリだったんだ！
そう言ったら空良がまた「いや、もう１回だけ！」

ほんとう・・・？

もう、卵何個使っていると思っているの？（現実的）
バターの在庫ももう最後。もし挑むなら、これがほんとのラストだよ。

空良があまりにも「もう一度！ お願い！ 」と食い下がって言うので
母として、引き下がるわけにいかないじゃないですか。

いや、正直もう引き下がりたかったけれども!!（/TДT)/

この、「もうドロドロでどうにもならない」生地は
もったいないのでホットケーキとして焼くことにしたよ。

せっかくなら、たのしく作ろうー！ と思って型をはじめて使ったら

裏返す時に型からはずれなくて、めちゃめちゃ苦労。アチチチ！
「もーーーなにやってんの！」息子にケラケラ笑われる、
ホットケーキもまともに作れない母。

ああ、そうか！ この型、きっと
焼いたあとにくり抜いて使うのか！

ちなみにホットケーキ、最終的には

ドキンちゃんになりました。笑
しかも意図せず、ぐうぜんです。

だーかーらーーー

蒸しパンじゃなくて
ホットケーキじゃなくて

カステラを作ろうとしているんだってば！

今度こそ、ほんとにほんとのラストチャンス。

卵白に、忘れずしっかりお砂糖を入れたよ!!
「高速」でまぜ、止めて様子を見る。を、何度もくり返す。

まぜすぎたら蒸しパンになる。でも、しっかりとまぜなくちゃいけない！
高速、止める。高速、止める。ヘラで生地をすくって、かたむける。

お！ 生地がすべり落ちない。
こ、こんな感じか？

いちばん始めに作ったときより、
だんぜん、ふわふわ感が残っている感じ！
このエアリーを大切にしながら他の材料を入れていきます！

お友達がここでも「コツ」を教えてくれました。
「小麦粉をまぜるときも気を付けてね。
たくさんまぜすぎるとグルテンが出て、
せっかくの生地が固くなってしまうから。
だから、ヘラで切るようにまぜるんだよ！」

よーーーし、ヘラで切るように。

このやり方も教えてもらいました！

ボウルに対してまっすぐヘラを入れ

底にあった生地を持ち上げて、手首をまわしてクルッと表面に出す！

そしたら、またヘラを持ち直して、ボウルをまわして
ちがう箇所にヘラを入れ、クルッ！ 
これを数回程度！ 
出るなグルテン！

祈る気持ちでスイッチオン。

今回も続けて「2度」炊きをして
ドン！ とお皿に

・・・着地を失敗しましたが
とにかく、焼けました！

3度目の正直なるか・・・！
もう、ほんと後がないから！

食べました。

ふわふわだあーーーー！ 

「カステラ、かな？」
「カステラ、だよ！」

確かめ合う親子。

「カステラ、だね！」

わーーー！ やったね、ついに頂上に!!
おうちにいながら、険しい山を制覇しました！
これぞ夏休みです。力を合わせた証しのゴール！
最後まであきらめなかった空良の強い意志のおかげです！

ありがとう。キミ、いつのまにそんなに成長したんだろう。

こうやって、すこーしづつ母を追い抜いて
そして巣立っていくのだなあ・・・。

お料理を通じて、そんなことまで思いました。
いまはまだ、もう少しだけいっしょにいれるね。
「終わり」の時まで、親子でいっぱい楽しもう！

さてと、まずは

いっぱい食べますか！